フィルムカメラを使い始めて早12年。
最近、師匠から僕の影響を受けてフィルムを始めた子がいるという報を聞いた。
いや、いや、このご時世にフィルムの世界に身を投じたのは天晴。ググッと来たものに是非シャッターを押して半永久記録媒体として使っていただきたい。
かくいう自分もフィルムは最近おざなりだ。
ペンタックス67という通称(よく壊れるオ)バケペン。こいつが主戦としてもう台頭している。
かつて、レイル・マガジン掲載写真使用機材使用ランキングトップに出ていた645と双璧をなした(と勝手に思っている)キヤノンの最フラッグシップ「EOS1V-HS」。こいつのフォルムに魅せられて最初に買うフィルム機は絶対これ!と持っていた最近全く出場の機会は無い。(そろそろ空シャッター切ってやらんとな)
表題の想い出を閉じ込める。
自分の乗っている車をデジだけでなくフィルムで撮ることもしばしば。冒頭で話したググッと来たものをフィルムで撮って欲しい。
一枚目の写真がまさしくこれだ。
86の購入がほぼ確定的だった頃宗谷へ行った。おそらく最後の冬。(手放さなければよかったと非常に後悔はしている)
ガチャコン。閉じ込めた楽しい宗谷ドライブの厳しい冬の一コマ。
原板をたまに見ると懐かしくフラッシュバックする。
フィルムは現像された瞬間も楽しいが、偶に状態を確認しながら光をかざしてみると辞められなくなってしまうのでこれも良い側面ですね。
フィルムをやっている方々。厳しいフィルム本体代と現像代ですが頑張りましょう…